足るを知る幸せ、波うららかに、めおと日和

あらすじ (西香はち著・講談社コミックプラス)

昭和11年、春。20歳のなつ美の元に帝国海軍に勤める瀧昌との縁談が舞い込む――。突然始まった、海軍の旦那さんとの結婚生活。家のことはもちろん男女のことにも（かなり）不慣れな二人の、ピュア度MAXな夫婦生活が始まる！潮風が吹けば、あなたのことを思い出す。戦前日本で暮らす夫婦の、春夏秋冬、つつましくも優しい日々の物語。

『波うららかに、めおと日和（１）』（西香　はち）　製品詳細　講談社コミックプラス

昭和11年、春。20歳のなつ美の元に帝国海軍に勤める瀧昌との縁談が舞い込む――。突然始まった、海軍の旦那さんとの結婚生活。家のことはもちろん男女のことにも（かなり）不慣れな二人の、ピュア度MAXな夫婦...

モジモジしながら読んじゃう癒し系ラブストーリー。

今の時代にはレアな結婚だけど、情報があまりない時代、多くを求めないからこその、 ”足るを知る” 幸せを味わえる良質な作品。

言葉足りないけれど誠実な夫と、乙女だけれどしっかり者の妻が縁談によって突然の結婚後、お互いを知っていく過程がこれまた素敵。

それにしても結婚してから恋愛してる感じだからかな、常に新鮮なのよ〜、羨ましい。

たまにある控えめなラブシーンだからこそ、よりキュンキュンするし。

昭和初期の生活の様子だったり、海軍のことだったり職業のことも詳しく書かれていて、土台がしっかりしてるからより面白かった。遠距離じゃないけど海軍だから、不在で会えない時間が多くて、2人でいる楽しさと1人でいる時の恋しさが切なかった〜。

そして読んでると日本食が食べたくなる。。。

徐々に明かされる2人の実の馴れ初めも素敵。現在5巻まで発売中。