私の脳内イメージでは本作がもし実写化したら、ジェイソン役はマット・ボマーさんで、ケネディ役はデヴィッド・ボレアナズさんで決まりである。
私の大好物、FBI、ミステリー、アート、ツンデレ、寡黙男子、仕事中毒、イケメンと要素が満載の本シリーズ。翻訳も読みやすいし、門野葉一さんのイラストもカッコいい!
どちらが受けとか攻めとか、男役とか女役とかでなく、職場でのポジションはケネディのが上であるものの、関係的には対等で役割が決まってない感じが新鮮でそしてまさしく萌ポイントだった。
ジェイソンの語り口で物語が進むし、性格的にも年齢的にも、ジェイソンの方が思い悩んでいるように見えるが、実はケネディのがゾッコンなのではないか?と私は思う。
だってセックスシーンにケネディの愛情をすごく感じる。笑
調べたら、受け攻めが固定しないことをBL用語で ”リバース” って言うんだって。知らなかった。
ツンデレだけど、時には言葉少なくて嫌なヤツになるけど、仕事ぶりはカッコよく、フェアな意識とか、世間体を気にしないケネディにジェイソンが惚れるのもわかるなあって。
FBIという仕事、2人それぞれ過去で背負ったもの、アート関連の捜査をし芸術系出身のジェイソンと、一見芸術なんて無関係そうな堅物ケネディのこの意外な組み合わせの2人の物語から目が離せない。安定感は皆無でくっついたり離れたり、喧嘩したりと波乱だけど、2人がお互いをどんどん好きになっていくのは手に取るようにわかる!仕事は激務だわ、住んでる州も違うってことでなかなか会えないし、焦らされっぱなしだけど、それがまたいいんだな。
翻訳は現在5巻まで発行されてて、もう続きが気になって仕方ないから原作で読んでやると思ったら、原作もまだ5巻(2022年発行)までしか出てないみたい。全部、無事翻訳されているから人気作なんだろうな、ジョシュ・ラニヨンさん、早く続きをお願いいたします。
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